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Autodesk 123D でドリルを作る

YakultManHead.jpg

先日のヤクルトマンを見た6歳男児が
頭部(図の赤丸)をドリルにして欲しいと
言い出したのですが、
Autodesk 123D Design にはドリルの
形状どころか、渦巻きツールすらありません。

ググってみたところ、ボルトっぽいネジの作り方は
見つかるものの、ドリルは見当たらなかったので
自分流で編み出した作り方を紹介します。

AutodeskDrill1.jpg

まずは正方形を1個。
これを回転させながらドリルを作っていきます。

ヤクルト頭部は底面の直径が35mmで高さが70mmの円錐です。
だからと言って正方形の一辺は35mmではありません。

正方形の角の部分が円錐の側面に相当しますので、
円錐の直径は正方形の対角線になります。

対角線の長さは一辺の約1.4倍(√2)なので、、、
一辺の長さ=対角線(35mm)÷1.4=25mm

という訳で、25mm角の正方形を描きます。

AutodeskDrill2.jpg

その正方形をコピー&ペーストでもう1つ作ったら
Z軸上方に1mm移動して15度回転。

この値でドリルのピッチが決まります。
15度でなくても構わないのですが、
90度を割り切れる数が計算しやすいです。

AutodeskDrill3.jpg

上にずらした方の正方形を少し縮小します。
縮小の度合いによってドリルの先細りが決まります。

円錐の高さが70mmなので、1mmあたり1/70ずつ
小さくなれば良いはずです。
1mmあたりの倍率=1-1÷70=0.986

元の正方形を0.986倍に縮小します。

AutodeskDrill4.jpg

これを繰り返します。
3個目の正方形は 2mm 上方、30度回転。
倍率は 1-1÷70×2=0.972 倍。

全部で5回(角度で75度分)繰り返します。
なんとなく90度までやりたくなりますが、
90度の1個手前でやめるのがポイントのようです。

AutodeskDrill5.jpg

ここまでで作成した6個の正方形を順に選択して
Loft ツールで繋げます。
90度まで回してしまうと Loftの自動認識が
効かなくなるようです。

AutodeskDrill6.jpg

作成したオブジェクトを邪魔にならないところに
移動しておきます。
ただし、後でぴったり同じ位置に戻す必要があるので
移動距離を覚えておきます。

90度回転させた正方形を1個追加。
最後の正方形と手前の2つ分の合計3つを選択して
ロフトで繋げます。

AutodeskDrill7.jpg

移動してあったオブジェクトを元の位置に戻して
2つのオブジェクトをMargeします。

正しくできていれば2つのオブジェクトを綺麗につながって
捻じれが1つに結合されるはずです。

AutodeskDrill8.jpg

このペースで1mmずつ伸ばして70回繰り返しても
良いのですが、あまりに馬鹿馬鹿しいので
ここから一気に加速します。

まずは最上面の正方形のサイズを確認。
一周が91.6mmということは、
一辺=91.6mm ÷ 4=22.9 mm

底面の正方形は一辺25mmでしたから
最上面の倍率=22.8mm ÷ 25mm=0.912倍

WS000022.jpg

オブジェクトをコピーしてX-Y平面のみ
0.912倍すると、大きい方の上部が
小さい方の底面にぴったりハマります。
Z軸方向まで縮小するとピッチがおかしくなります。

それぞれのオブジェクトは90度回転させても
全く同じ形状なので、回転させずにマグネットツールで
積み上げればOK。

AutodeskDrill10.jpg

コピペ→縮小→積み上げ、を繰り返していくと
こんな感じに。

これを3Dプリンタで出力する際は
サポート材無しで大丈夫です。
と言うか、サポート材を使うと大変なことになります。

AutodeskDrillPrinting.jpg

プリントするとこんな感じ。

サポート材無しのため、底面よりも小さいオブジェクトを
底部に付ける場合はこのように上下反転でプリントする
必要があります。

M3D The Micro の場合、接地面がこんなに小さいと
通常は剥がれてしまって造形できません。
プリントテーブルの黄色い紙がポイントです。


黄色い紙は前回書いた 3M 243J のマスキングテープです。

初めて試しましたがかなり良いです。
接地面が小さくてもラフト無しで全く剥がれません。

しかも、プリント後はマステごと剥がせばよいので、
プリントテーブルから外すのに失敗する心配も皆無。

このマステの効果に気付いた人にはちょっと尊敬です。

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  1. 2015/06/17(水) 01:49:00|
  2. 3Dプリンタ
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